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大人のための日 重陽の節句

家庭科・食分野の学びで扱う行事食、代表的なものに「五節句」があります。

1月7日の人日節句(七草の節句)、3月3日の上巳の節句(ひな祭り)、

5月5日の端午(こどもの日)、7月7日の七夕(笹の節句)、

そして9月9日の重陽−ちょうよう−の節句。


授業の中で問いかけると、ダントツに認知度の低い重陽の節句。次点で人日節句。

うーん確かに影が薄いのはなんでやろ、と考えている間に1年が経ち、また巡りくる9月9日。

ふと、季節の行事は幼児教育で扱わないと一年の流れの中に組み込まれないのかなとある種の結論に気づく。

しかし今年はお祝いしてみようと、岩手で見つけて買っておいた「ほし菊」を取り出し・・・

熱湯でもどして、「ふのり」と一緒にお吸い物に。お椀にパッと咲いて嬉しい。

紫の菊をイメージして入れたふのり、ぜんぜん見えてない。

ごはんはだて正夢(おいしすぎる)、おかずは鯖味噌、花びら茸、大根の間引き菜などでした。

はあ、秋の実り、ありがたい、おいしい、おいしすぎるよ。

暑い夏を乗り切った身体に栄養が染み渡る。夫は嬉しそうにビールも・・・。

重陽の節句、大人がしみじみする日ってことでいいんかもね。

子どもチームは来たる十五夜をお楽しみに、今年は17日だそうな。

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